力作完成!モンドリンと呼ぼう

画像


2月6日に着手したこの楽器。
やっと完成したのはつい先日のこと。

「ボディの形がアーモンドっぽいマンドリンのような楽器」

略して、モンドリンだ。

私の楽器作りの最大の特長は、図面がないという点だ。
行き当たりばったりなのである。

今回はベニヤを紐でしばって曲げるところからはじまった。
曲げた状態で裏打ちの材木を貼付けた。
こうすると一応、ベニヤは曲がった状態で固定される。

画像


という具合にいつものように説明をしてゆくととても長大な記事になってしまうので、説明は極力省いて写真をどんどこのせてゆく。

裏板のベニヤに貼付けているところ。
画像


補強材を入れた。
画像


紐を外して、さらなる補強。
画像


接着には重しを乗せると効果的。
画像


ネックを通す穴をあけた。
画像


ネックを接着。
大きさがわかるように缶コーヒーを置いてみた。
画像


ネックの先端。
板を貼り合わせる。
画像

画像


表板はシナ合板。
サウンドホールのふちにそってドリル。
画像


細身のノコで切り離し、ヤスリで仕上げる。
この穴の形はなんとなく決めた。
バイオリン族のfホールの先祖であるCホールにやや近い。
画像

画像


シナ合板は厚みがあるので裏側を適当に削った。
画像

画像


ペグ取り付け用の穴をあけた。
画像


ペグはキクタニのGM-SP。
クラシックギター用。6個セットで840円。
画像

付属の木ネジより大きいネジ(左)を使おうとしたが、板の厚みがネジより薄くて使えず。
画像

画像

画像


ネックの接着工程に入る。
画像

クランプで固定。
画像

ネックの厚みが足りないと感じて裏打ちしたら、厚くなりすぎた。
カンナでかなり大きく削った。
画像

指板は5ミリ厚のチーク。
画像

画像

画像

竹ひごフレットをチューニングメーターを見ながら位置決めして接着。
画像

ブリッジはチークの積層と竹。
テ-ルピースも竹。
弦はテグス。6号、10号、30号。
画像

フレット打ちが終わったら、隙間にボンドをすりこむ。
画像

この後もいろいろ紆余曲折があったが、省略。

完成であります!やったー!ばんざーい!
画像

画像

画像


こうして持つと小さく見えるかも知れないが、結構でかい。
画像

とってもうれしそう。
画像

音はとてもやさしいです。
マイクの調子が悪くてノイズが乗ってしまったのが残念!
チューニングはE,B,E。




画像


今回の楽器は販売の可能性をみすえつつ制作してみた。
しかし、1ヶ月もかかってしまうとは予想外であった。
ここまで手間がかかるのだから、大金を積まれなければ売りたくないぞ、
と思った。

もっとも、販売するならばこのままではだめだろう。
この先に塗装工程が必要だ。
それはまた別の機会に研究しよう。

モンドリン、でいいかな。
もっといい名前を思いついたら変えるかも知れない。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

なるほど(納得、参考になった、ヘー)

この記事へのコメント

hr
2008年03月16日 12:11
お疲れ様です!

大作ですね。本当に温もりある優しい音色だと感じました。それにしても、かねひろさんの楽器に対する情熱には度々感銘を受けます。

そういえば、こうした弦楽器を作る際ネック部分に鉄板などを入れないと、弦の張力でネックが反ってしまったりしませんか?案外大丈夫なものなのでしょうか??気になるところです。。
かねひろ
2008年03月17日 20:40
>hrさん

ネックは反るものと割り切っています。
でも、ラワン、エゾマツ、チークの三種類の木材を貼り合わせることで
反りにくくしてあります。

仮に反ってしまったとしても、カンナで平らに削ってしまえばいいのです。
そんな時のための竹フレット。
金属のフレットワイヤーを使ったらやり直しは不可能!
という訳です。

この記事へのトラックバック

  • 手作り楽器で合奏(5)「さくら さくら」

    Excerpt: 桜が予想よりも早く咲いてしまったので、大急ぎで録音した。 Weblog: 手作り楽器でワオ! by かねひろ racked: 2008-03-30 23:15
  • モンドリン2

    Excerpt: 手創り市に出品するため、モンドリン2を3本作った。 3弦のギターのようなウクレレのようなオリジナル楽器だ。 Weblog: 手作り楽器でワオ! by かねひろ racked: 2008-09-12 23:37