でんでん三味線
これはな~に?
そう、でんでん太鼓だ。105円で買って来た。(長さ20センチ)
今回はこれを使って、三味線をつくるのだ。
まずはでんでん太鼓の柄(え)にベニヤ板を木ネジでとりつける。
なぜ木ネジで?
でんでんはプラスチックなのでボンドでくっつけられないから。
さ、ネジをつける位置にピンバイスで穴をあけるよ。
ピンバイスは小さな手動ドリルだ。
ついでにここにも穴をあける。
ここにはあとでヒートンをつけるのだ。
ネジをつけるには穴が小さすぎたのでキリで穴をひろげているよ。
横に見えるベニヤ(13センチ×1.5センチ)をネジでとめる。
ベニヤにも穴をあけておく。
ベニヤをとりつけた状態の写真をとりわすれた。
これはベニヤに角材(1センチ角、長さ15センチ)をボンドではりつけたところ。
ボンドがかわいたら、でんでんの胴と角材の先にヒートン(先が丸い金具)をねじこんで、輪ゴムをひっかける。
胴のところには三角材で駒(こま)をつくって置く。(接着はしない)
駒(こま)には輪ゴムがずれないようにカッターでミゾをきざむ。
ところが、輪ゴムをつけてみたらちょっと張りが弱い。
そこで角材をつぎたしてヒートンをつけなおした。
でもまだ足りなかったみたいだ。
もしもこれからつくる人がいたら、角材の長さは18センチにしよう。
下は横から見たところ。
駒(こま)とヒートンはこんな風についている。
つぎ足した角材の先。
この三味線はミニチュア楽器で、
見た目はとてもかわいいのだけど、小さすぎて弾きにくい。
指で弾くのはかなりむずかしい。
そこで木を削ってバチを作って弾いてみた。

でんでん三味線は、三味線にした後でもでんでん太鼓としてちゃんと使える。
でも、君が三味線をつくってみたいならばもっと大きく作る方が楽だし、よい楽器ができるよ。
どうやって作ればいいのかって?
それは自分で考えようよ!
君ならきっとできるよ。
そうそう、
でんでん三味線は弦(ゴム)が2本だから「二味線」と呼ぶべきなのだけど、
呼びにくいので「でんでん三味線」にした。
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